ヤマアラシのジレンマ
この話、どこかで聞いた人もいるだろうか。
---
「やまあらしのジレンマ」
あるところに、二匹のやまあらしが住んでいました。
冬の朝、とても寒いので、二匹のやまあらしは、
互いに暖めあおうとして身を寄せ合いました。
しかし、あまりに近くに身を寄せ合ったため、
二匹のやまあらしは、自分の体に生えているハリによって、
互いに相手を傷つけてしまいました。
その痛みから、二匹のやまあらしは、
互いに相手から離れたのですが、今度は、
また、寒くてたまらなくなりました。
そこで、ふたたび二匹のやまあらしは、身を寄せあいました。
するとまた、互いに相手を傷つけてしまったのです。
こうして、二匹のやまあらしは、
離れたり、近づいたりすることを繰り返し、
ついに、最適の距離を見出したのです。
---
この距離を自分は見出せない。
どうしても近づきすぎて傷つけたり、
傷つけるのを恐れて離れてしまう。
| 固定リンク
「独り言」カテゴリの記事
- 無料化・1000円割引終了(2011.06.10)
- 休日に学校へ行った気分(2010.10.25)
- \2,200,000-(2010.03.06)
- 紙の名前(2009.11.26)
- 感謝の気持ちをコトバに(2009.06.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
初めて聞く話でしたが
おもしろいですね!
自分は傷が怖いので
離れてばっかりです。
投稿: せいうち。 | 2007年1月 9日 (火) 22:10
●せいうち。さん
たとえ話なのに、妙に納得してしまうんですよね。
この話から考えるに、最初はある程度傷つかないといけない、ということなんだろうか…
自分は離れすぎると生きていけない…
投稿: masa | 2007年1月15日 (月) 22:02