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2007年1月 9日 (火)

ヤマアラシのジレンマ

この話、どこかで聞いた人もいるだろうか。

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「やまあらしのジレンマ」

あるところに、二匹のやまあらしが住んでいました。

冬の朝、とても寒いので、二匹のやまあらしは、
互いに暖めあおうとして身を寄せ合いました。

しかし、あまりに近くに身を寄せ合ったため、
二匹のやまあらしは、自分の体に生えているハリによって、
互いに相手を傷つけてしまいました。
その痛みから、二匹のやまあらしは、
互いに相手から離れたのですが、今度は、
また、寒くてたまらなくなりました。
そこで、ふたたび二匹のやまあらしは、身を寄せあいました。
するとまた、互いに相手を傷つけてしまったのです。

こうして、二匹のやまあらしは、
離れたり、近づいたりすることを繰り返し、
ついに、最適の距離を見出したのです。

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この距離を自分は見出せない。
どうしても近づきすぎて傷つけたり、
傷つけるのを恐れて離れてしまう。

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コメント

初めて聞く話でしたが
おもしろいですね!

自分は傷が怖いので
離れてばっかりです。

投稿: せいうち。 | 2007年1月 9日 (火) 22:10

●せいうち。さん
たとえ話なのに、妙に納得してしまうんですよね。
この話から考えるに、最初はある程度傷つかないといけない、ということなんだろうか…

自分は離れすぎると生きていけない…

投稿: masa | 2007年1月15日 (月) 22:02

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