本番で発揮してこその実力
胴体着陸をしたANAのボンバルディア「DHC8-Q400」。
どこかで聞いたことのある機材だった。
そう、昨年の7月に新潟での学会に参加するために乗った機材と同じであった。
中部国際-新潟間を結ぶ全日空の便は一日3便。
そのうち1便はAirbus A320、ジェット機である。
残りの2便が話題のDHC8-Q400。
時間の都合で、往路はDHC8-Q400を、復路はAirbus A320を利用したのだった。
予約の際に
「不具合の多い機体だから、ちょっと不安だ」
と、助手の先生と話もしていた。
-400は、確かに不具合・故障が多い。
ニュースでは昨年1年間で60件ほどの不具合報告があったとか。
1週間に1件、という計算である。
「航空機が墜落する確率は、宝くじに当たるそれより低く、安全だ」
というのは、この機材には当てはまらないのかも知れない。
死傷者が1人もいなかったのは奇跡と言ってしまえばそれまでだが、
着陸時の映像を見る限り、パイロットのテクニックあってこその結果だったように思う。
名古屋空港やセントレアで着陸シーンをよく見ているが、今回の着陸は「お見事!」という一言に尽きる。
緊急時の対応としてこうした訓練もなされているとは思うが、実際に直面すると訓練と同じには出来ないもの。
それを見事にやり遂げ、大事故にしなかった機長に拍手を送りたい。
今年の学会は仙台。
新幹線でも行けるが、ANAを信頼して飛行機で行くとするかな。
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